はじめに
MTG最新セット「マーベルスーパーヒーローズ」は、これまでの近年のリミテッド環境とは大きく異なる特徴を持っています。
アーキタイプは10種類に増加し、シナジー重視のドラフト環境となっています。
本記事では、
- 新メカニズム解説
- 環境の特徴
- ドラフトで意識したいポイント
- 注目アーキタイプ
をまとめて解説します。
新メカニズム解説
パワーアップ
パワーアップは各カードにつき1回だけ起動できる能力です。
特徴は場に出した後でも起動できること。
例えば、
- 3マナでクリーチャーとして展開
- 後半に追加マナを支払い強化
という使い方が可能です。
そのため序盤から盤面に貢献しつつ、終盤のマナフラッドも受けられます。
ただし起動能力なので、能力解決前に除去されるリスクは覚えておきましょう。
チームワーク
チームワークは追加コストとしてクリーチャーをタップし、一定以上のパワーを確保すると強化効果が得られる能力です。
実質的にはキッカーに近いメカニズムですが、
- 盤面にクリーチャーが必要
- 警戒持ちと相性が良い
という特徴があります。
対戦中に相手が不自然にクリーチャーを残している場合は、チームワーク付き呪文を警戒しましょう。
プラン
プランは条件を達成するとカウンターが蓄積され、一定数に到達すると大きなリターンを得られるエンチャントです。
序盤に設置できると非常に強力ですが、
終盤に引くと弱い
という欠点があります。
上振れと下振れが大きいメカニズムと言えるでしょう。
謀議(再録メカニズム)
カードを1枚引いて1枚捨てる能力です。
土地以外を捨てると+1/+1カウンターを獲得できます。
防御能力と組み合わさるカードも多いため、カードの組み合わせを意識しておきましょう。
環境の特徴
① アーキタイプが10種類ある
近年のリミテッドは5アーキタイプ中心の環境が多かったですが、今回は10種類存在します。
そのため、
「強いカードを集める」
だけでは勝てません。
どのシナジーを組み合わせるかが重要になります。
② 瞬速カードが多い
マーベルのヒーローが駆けつける世界観を再現しているためか、瞬速持ちクリーチャーが非常に多く存在します。
さらに瞬速付き装備品も収録されています。
相手がマナを立てている状況では無理な攻撃を避けましょう。
③ パワーアップでマナフラッドを受けにくい
今回の環境では後半に引いた土地も無駄になりにくいです。
パワーアップ持ちは序盤と終盤で役割が変化するため、非常に使い勝手が良くなっています。
④ 多色化しやすい
2色を基本としながらも、
強力なレアカードをタッチする
という構築が十分可能です。
カードパワーの高いレアは積極的に採用を検討しましょう。
ドラフトで勝つためのポイント
シナジーを意識してピックする
今回はアーキタイプが多いため、
「色だけ決める」
では不十分です。
例えば
- 飛行+単独攻撃
- 防御+2ドロー
- +1/+1カウンター+パワーアップ
- アーティファクト+装備品
など複数のテーマを組み合わせることが重要になります。
盤面のクリーチャーを重視する
今回の環境は盤面が非常に重要です。
理由は、
- チームワーク
- 防御
- 悪人シナジー
など多くの能力がクリーチャーの存在を前提としているためです。
序盤からクリーチャーを展開できるデッキを意識しましょう。
除去を高く評価する
環境を通して最も重要なのが除去です。
特に
- システムクリーチャー
- 除去内蔵クリーチャー
- アドバンテージ源
が非常に強力です。
放置するとゲームが一方的になるため、確実に処理する必要があります。
破壊不能対策を用意する
黒を中心に破壊不能付与カードが存在します。
通常の破壊除去だけでは対応できない場面も多いため、
- マイナス修整
- 追放除去
- タップエンチャント
などの価値が高くなります。
注目アーキタイプ
白黒飛行単独攻撃
もっとも組みやすいアーキタイプの一つです。
飛行クリーチャーで攻めながら単独攻撃シナジーを活用します。
除去性能も高く安定感があります。
赤青アーティファクト飛行
環境屈指の爆発力を持つデッキです。
飛行戦力とアーティファクトシナジーを組み合わせ、
継続的なドローで相手を圧倒します。
完成度が高いと非常に強力です。
緑軸ビートダウン
シナジー環境ではありますが、最終的にはサイズの大きさも重要です。
緑は
- パワーアップ
- +1/+1カウンター
- 到達
との相性が良く、飛行デッキへの耐性もあります。
迷ったら緑軸ミッドレンジは有力な選択肢になるでしょう。
まとめ
マーベルスーパーヒーローズのリミテッド環境は、
- アーキタイプ10種
- シナジー重視
- 瞬速が多い
- パワーアップでマナフラ受け可能
- 除去の価値が高い
という特徴を持っています。
特に重要なのは、
「単体カードの強さだけでなく、シナジーを意識してピックすること」
です。
環境初期はカード評価が定まっていませんが、まずは盤面形成と除去を重視しながらドラフトに挑戦してみましょう。
