『マジック:ザ・ギャザリング』の新セット『リアリティ・フラクチャー』。リミテッドでは、カード単体の強さだけでなく、複数のカードを組み合わせることで生まれるシナジーが重要になります。
今回は、コンボ・シナジーをもとに、注目カードや色の組み合わせ、ドラフトで意識したいポイントを整理しました。
意外なカード同士が強力なコンボを生み出すこともあるため、ピックやデッキ構築の参考にしてみてください。
1. 『リアリティ・フラクチャー』のシナジー全体像
注目したいのは、複数のシナジーに参加するカードを軸にデッキを構築することです。
特定の2枚をそろえなければ機能しないコンボだけでなく、除去、ドロー、ライフゲイン、カウンターの活用など、複数のカードと組み合わせやすいカードもあります。
ドラフトでは、強力なコンボだけを狙うのではなく、単体でもある程度働くカードを確保しながら、自然にシナジーが成立する構成を目指したいところです。
2. 特に注目したい3枚のカード
特異点、おたから

パワーがマイナスでも戦闘ダメージを与えられるという特徴を活用するカードです。
通常であればパワーを下げる効果はデメリットになりやすいものの、このカードではパワーを下げることが打点の増加につながります。
逃亡者、梅澤哲子との組み合わせ

パワーがマイナスであることを利用してブロックされにくくし、大きな戦闘ダメージを狙う組み合わせです。
悔いし者、リリアナとの組み合わせ

墓地にカードが十分にたまっていれば、一撃で勝負を決めるほどのダメージを狙えます。攻撃後にお宝を生け贄に捧げることで、墓地のカード枚数を増やし、ダメージをさらに伸ばす動きも考えられます。
氷の歓迎との組み合わせ

序盤は打ち消しとして使い、終盤はおたからの火力を伸ばすために活用するプランです。序盤と終盤で役割を変えられる点が魅力です。
第一対応者、救名少女

自分のパーマネントを手札に戻すことで、戦場に出たときの能力を持つカードを繰り返し利用できます。
組み合わせの幅が広く、動画内では11種類の相方が紹介されています。
リッチの秘宝との組み合わせ

繰り返し利用することで、相手のパーマネントを破壊する動きを継続的に狙えます。ただし、毎ターン必要なマナを確保することが重要です。
生臭いネズミとの組み合わせ

手札破壊を繰り返し、相手の選択肢を減らしていく戦略です。手札を攻めるだけでは勝ち切れない場合もあるため、盤面を制圧する手段も用意しておきましょう。
スティンガークイルの音声術士

黒と赤のハイブリッドカードを活用したコンボの中心となるカードです。
大将軍としての歩みとの組み合わせ

除去を使い回し、相手のクリーチャーを継続的に処理する動きが狙えます。条件が整えば、1枚の除去から複数回のアドバンテージを得られます。
イゼットの火花魔導士、トミクとの組み合わせ

毎ターン与えるダメージを増やすことで、継続的な火力源になります。
チャンドラの熾火子との組み合わせ

エンチャントやアーティファクトと組み合わせることで毎ターン成長させる動きを強化できます。
3. ロマンあふれるコンボ
砂漠の霜、ハパチラと結節点、おたからによる無限マナ


特定のカードを組み合わせることで、無限マナを狙うコンボです。
ただし、マナを大量に生み出すだけでは勝利につながらない場合があります。ドローやルーター能力を持つカードを組み合わせ、ライブラリーを掘り進める手段まで用意しておきたいところです。
預言する決闘者と欠片の双子


いわゆる双子コンボを狙う組み合わせです。通常のデッキ構築とは異なるカードの組み合わせから勝ち筋を作る、ロマンのあるコンボといえます。
木工の神童とドラゴンの訪問者


両方のカードが戦場に残れば、毎ターン3マナで5/5の飛行クリーチャーを生み出す動きが狙えます。
継慮してプレイしましょう。
6. ドラフトでシナジーを活用するためのポイント
まずは、複数のカードと組み合わせやすいカードを把握し、自分のデッキに合うシナジーから覚えていくのがおすすめです。
特に意識したいポイントは次の3つです。
- 複数のシナジーに参加するカードを優先して評価する。
- コンボが成立しなくても機能するカードを確保する。
- マナ基盤や除去、ドローなど、デッキ全体のバランスを整える。
コンボの強さだけを追い求めると、必要なカードがそろわなかったときにデッキが機能しにくくなります。単体性能とシナジーの両方を評価することが大切です。
まとめ
『リアリティ・フラクチャー』のリミテッドでは、救名少女を中心としたパーマネントの使い回し、得意点お宝によるダメージの活用、音声術師を中心とした継続的なコンボなど、さまざまなシナジーが存在します。
さらに、墓地利用、ライフゲイン、+1/+1カウンター、速攻、大型クリーチャーなど、色ごとに異なる戦略が用意されています。
一方で、対象変更や追放、バウンスなどによってコンボが成立しなくなる場合もあるため、カードの能力を正しく理解しておくことも重要です。
すべての組み合わせを覚えるのは大変ですが、注目カードと代表的なコンボから押さえていけば、ドラフトでのカード評価やデッキ構築に役立つはずです。

